「赤十字ハートフェスティバルⅡ」に参加して
11月29日(日)井ヶ谷の北部生涯学習センター「かきつばた」において、「赤十字ハートフェスティバルⅡ」が開催され自治会として出席して来ました。メインホールでは、フェスティバルⅡの開式セレモニーが行われました。
オープニングでは、亀城ハーモニーによる合唱が紹介され その後開会式があり、
1.赤十字奉仕団員信条 唱和(全員)
2.あこがれの赤十字 斉唱(全員)
3.主催者あいさつ 刈谷市赤十字奉仕団委員長 笠松信子さん
4.来賓あいさつ 刈谷市長 竹中良則氏
日本赤十字社愛知県支部長 神田真秋 代読 事業部長 寺西春徳 氏
竹中刈谷市長挨拶では、赤十字と刈谷市制が共に65周年を迎え又、単独赤十字奉仕団となって節目の10年を迎え本当にご苦労様とねぎらった挨拶がありました。この後の、講演会の話についても安心・安全な街づくりを目指して地域防災講演会を開催して頂きますが、南海トラフ巨大地震が当刈谷市にも多大な被害をもたらす可能性があり市民が危機管理意識を持って対応し、まず家族や自分の命を守って頂きたいと挨拶をされました。
その後、「巨大地震を前に街の耐震性及び地域防災を考える」と題して名古屋大学減災連携研究セ ンター准教授;長江 拓也氏による講演会がありました。
講演内容は、専門学の建築工学から「震度7」前後の地震に伴う高層建築物の揺れ方・部屋内の家具が地震でどうなるか・その結果人間は大丈夫か・命を守るには・・・等々の説明がありました。結論としては、
1.スマホ・携帯電話へ緊急地震情報があったなら直ぐに緊急避難・安全な場所へ移動
2.部屋内から廊下などへ出る—部屋の家具などに押し潰されない
3.木造の古い住まいでは、2階を生活の中心—1階は押し潰されやすい
4.外では物が落下したりする場所から移動—ガラス等が割れて降って来ない場所へ
5.防災・減災では、当事者の実行力が大事—直ぐに身を守る行動に移す
参加した市内自治連合会役員の方々は、地震等の防災に対しどう対応し、どのように考えていくか?今回の講演会を参考に自分たちの地域の防災の参考になれば。との思いから、参加した方々も多かったのではと思います。
刈谷市の赤十字奉仕団だけではなく、県内より約10地区の奉仕団の方々も参加していました。他の参加者は、自治会・議員・公民館婦人部等々約350名位が講演を聞いていました。
講演後、非常食のアルファ米で作った[おにぎり・混ぜご飯]を頂き帰宅をしました。午後からは、地域防災に関するワークショップやAED・健康生活支援体操体験などのコーナもありました。