平成26年度「野田雨乞笠おどり大会」が行われました

野田自治会

平成26年度「野田雨乞笠おどり大会」が行われました

 8月24日(日)16時より、野田八幡宮境内において開催されました。今にも、雨が降りそうな天候で主催者・地区役員・氏子総代&神社関係の方々はやきもきしていたものと思われます。山本氏子総代会会長の開始宣言のあと、各来賓(竹中市長・市議会議長・衆議院議員・県会議員・市会議員他)の玉串奉奠(ホウテン)を行い式典を進めました。途中、パラパラと小雨が降りましたが無事に神事を終了する事ができました。

      [玉串奉奠神事]                               [竹中市長あいさつ]

CIMG0648 CIMG0650

   16時45分から、野田雨乞笠おどりの開始です。笠おどりは、今から302年ほど前の江戸時代に、この野田八幡宮にて雨乞いの祈願が行われた事が古文書に記載が残されています。その後、田植えの前後に旱魃(カンバツ)に苦しめられた年ごとに雨乞いの奉納が行われておりました。戦時中に一時中断されましたが、昭和54年(1979年)刈谷市制30周年を期して当時の経験者の指導により、野田青年団の皆さんが引き継ぎ、復活させる事が出来ました。現在は、雨乞笠おどり保存会を設置し毎年小学生を中心に青年団出身の指導者方が指導し、一人でも多くの子供たちがおどりを伝承できるよう、大会を開催しています。

[雨乞笠おどり披露(指導者)]      [雨乞笠おどり披露(子供たち)]

CIMG0658 CIMG0664

  初めは、笠おどり保存会の指導者(大人達)の踊りから始まりました。おどりの周りには、各来賓の方々を始め、笠おどりを撮影するKATCH(ケーブルTV)・写真カメラマン・一般の観覧者・子供たち・笠おどりの父兄関係者の皆様等、総勢約430名(主催者発表)が観客としておどりを見入っていました。指導者の後、子供たちの雨乞笠おどりの披露です。夏休みに入って、夜19時より野田八幡宮境内にて毎日のように練習を重ねてまいりました。その成果を発表する機会が、今日の雨乞笠おどり大会になっています。本当に、子供たちの父兄関係者の皆様・支えていただいた保存会・氏子総代・地区役員の皆様他大変ご苦労様でした。最後まで雨に降られず、披露できて良かったと思いました。最後は、飛び入りで[刈谷城築城盛上隊]3名が来場し大会を締めくくってくださいまして終了しました。

[幼稚園児から高校1年まで28名。願いを込めて踊りました]

       CIMG0668                                                                          [刈谷城築城盛上隊来場]

 

 



アーカイブ

このページの先頭へ