野田雨乞笠おどり大会

野田自治会

野田雨乞笠おどり大会

令和5年8月27日(日) 刈谷市野田地区に伝わる、市無形民俗文化財指定の伝統行事が行われました。約307年前の正徳二年、旱魃(かんばつ)に苦しむ農民たちが野田八幡宮へ祈願奉納したと伝えられており、2人1組の踊り手が太鼓を中に向かい合い、両手に「つつろ」と呼ばれる短いバチを持ち、雨乞唄とほら貝、財払いに合わせて太鼓を打ちながら踊ります。雨乞歌をよく聞きますと、刈谷のお殿様(水野家)が備後福山へ(行ってしまった)~ などの歌詞もあり、素朴な農民の詩情も興味深く、趣のある民俗文化財の一つです。

多くの来賓の方々がご出席され、一般観覧者とともに見守られながら今年度の奉納を終えることが出来ました。ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

雨乞笠おどりのホームページ」も、どうぞご覧ください。

 



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