平成26年度野田地区「招魂祭」が行われました
9月21日(日)秋空の快晴の下で、「招魂祭」(戦没者慰霊祭)を野田町森前の表忠碑前にて執り行いました。開催にあたり、過去の英霊の御霊を追悼して、参加者全員で黙とうを捧げました。
初めに野田八幡宮宮司による神事を行い、つづいて
・慰霊のことばを地区自治会長の寺田地区長より
[慰霊のことば;寺田地区長]
・追悼のことばを刈谷市議の鈴木浩二様より
・お礼のことばを遺族会会長の深井良一様より頂きました。
その後、野田公民館吟詠部から詩吟の奉納もあり、招魂祭にふさわしい「九段の桜」が詠まれました。
[公民館吟詠部の詩吟奉納]
最後は、来賓の皆様方の玉串奉奠(ホウテン)を行い神事の撤饌(テッセン)・昇神の儀で式典は終了となりました。
[表忠碑の祭壇] [遺族受付状況]
戦後69年が経ち、今回35名のご遺族の方の参列がありましたが 年々減少傾向にあります。野田地区で戦没者の方は[91柱]あり、参列率;約38%でした。ご遺族の方々も年々ご高齢となり脱会されたり、また遠方へお引越しされてご辞退される方も見えます。この様な行事は、過去の過ちを2度と繰り返さないためにも地域が関わって末永く後世に伝えて行ければ良いのではないかと式典に参加してみて思いました。
当日は、野田八幡宮宮司様、氏子総代会の皆様、地区委員の式典のお手伝いをして下さった方々、表忠碑前のヤブ蚊に刺されながら[招魂祭]神事の対応ご苦労様でした。ありがとうございました。開式後、約45分くらいで式典は終了し、机・椅子等の後片付けをした後解散となりました